日本時間5日に米国サンタ
アニタパーク競馬場で行われるBC諸競走に出走する日本馬が、同競馬場で追い切った。
BCクラシック出走の
ウシュバテソーロ(牡6=高木)はダートで予定通りの追い切りをこなした。
ウシュバテソーロに主戦・川田が騎乗してダートコース入り。BCフィリー&メアターフに出走する
ウインマリリンが先導役の形で5Fからスタートしたが、併せ馬ではなくお互いに単走。馬なりのまま軽快なフットワークで駆け抜けた。その後、ゲート練習を行い駐立をチェック。川田は「
ウインマリリンに先導してもらい、オーバーワークにならない程度に、また気持ちを
リラックスする目的で追い切ってきました。動きも問題なく順調にきていますので、競馬の日を迎えられればと思います」とコメントした。
高木師は「予定通りです」と前置きして「今日も気分良く走っていたと思います。馬体は出来上がっていると思うので、サラッとしまいだけ。プレッシャーをあまりかけずに、川田騎手には最後の反応を見てもらいました。ゲート練習にも落ち着いて対応できたと思います」と好感触を得ていた。
ウシュバテソーロは5歳秋まで芝3勝クラスだったが、ダートに転じて8戦7勝の快進撃。壮行戦となった前走船橋での
日本テレビ盃は好位抜け出しの競馬で快勝し、現在6連勝中。7連勝を達成すれば、史上初のドバイワールドC&
BCクラシックの同一年制覇となる。
スポニチ