「みやこS・G3」(5日、京都)
叩いた効果が絶大だ。
タイセイドレフォンは2日、栗東CWで
ヒルノローザンヌ(4歳3勝クラス)と併せ馬。躍動感ある走りで1馬身先着し、6F83秒2-38秒1-11秒8を記録した。梛木助手も「攻め駆けしないので時計は見栄えしないけど、集中力が高くて質は上がっています。乗っている感触は時計よりも迫力があって良かった。使った効果が大きい」と満足げだ。
レパードS2着や昨年の当レース5着など3歳時も好走を続けたが、4歳を迎えてさらに開花。仕上げ人も「古馬らしくなっています。背中もたくましくなった。ちょっとヒョロくて頼りない走りだったのが、成長した」と充実ぶりに胸を張る。
京都は重賞を含め1、4、2着と得意な舞台だ。「3走前が坂の下りで加速して押し切ってくれた。走破時計が優秀なので。スピードに乗るまでが課題の馬。下り坂を利用してスピードを上げられたら」と期待を込めた。出来もコースも文句なし。悲願の重賞初制覇だ。
提供:デイリースポーツ