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BCクラシック追い切り(2日・サンタ
アニタパーク競馬場)
米競馬の祭典2023ブ
リーダーズCのダート最強馬決定戦、クラシック・G1(日本時間5日早朝、サンタ
アニタパーク競馬場)で2度目の海外G1制覇に挑む
ウシュバテソーロが、現地で最終追い切りを行い、史上初のドバイ・ワールドCとの同一年制覇へ、隙のない仕上がりを見せた。
ウシュバテソーロは、3戦連続のコンビとなる川田を背に、ダートコースに登場。5ハロンから単走で追い切りを行い、ゲートも練習した。高木調教師は「今日も気分良く走っていたと思います。馬体は出来上がっていると思うので、プレッシャーをあまりかけずに、川田騎手には最後だけ反応をみてもらいました。ゲート練習にも落ち着いて対応できたと思います」と手応えを口にした。
鞍上は「
ウインマリリンに先導してもらい、オーバーワークにならない程度に、また気持ちを
リラックスする目的で追い切ってきました。動きも問題なく順調にきていますので、競馬の日を迎えられればと思います」と充実ぶりを実感した。
ドバイ・ワールドCでの快挙達成後は、前走の
日本テレビ盃を
ステップにここに挑むという青写真通り、ここまで照準はピタリと合っている様子。6歳秋を迎えた
オルフェーヴル産駒に対し高木師は「来年はもう7歳ですしさすがに
ピークを迎えていると思います。6歳で体が良くなってモリッとしてきたし、我もだんだん抜けてきて、色んなことがかみ合ってきたんでしょう。完成の域なのかな」。再度の海外制覇へ視界は良好だ。
スポーツ報知