菊花賞馬の
キセキの半妹となる
ハミング(牝2、栗東・
中内田充正厩舎)が、日曜京都5Rの2歳新馬(芝2000m)でデビュー勝ちを狙う。
ハミングは父
ブリックスアンドモルタル、
母ブリッツフィナーレ、母の
父ディープインパクトの血統。半兄は17年の
菊花賞馬
キセキ、半姉は今年の
マーメイドSを制した
ビッグリボン。祖母の
ロンドンブリッジを祖とする一族からは
ダイワエルシエーロ、
グレーターロンドン、
ビッグプラネットなど、多くの重賞ウイナーが出ている。
中内田厩舎らしく入念に乗り込まれ、1週前のCWコースでは6F81.6-1F11.1を楽々とマーク。今週は坂路で4F53.9-1F12.4に留めたが、時計以上に素軽いフットワークが目を引いた。父が
ブリックスアンドモルタルに変わったことで、兄姉とは違ったタイプかもしれないが、素質はピカイチ。2頭と同じようにデビュー勝ちを決めてくれるはずだ。