3日、大井競馬場で行われた第23回JBCスプリント(3歳上・JpnI・ダ1200m・1着賞金8000万円)は、好位追走から直線で抜け出した笹川翼騎手騎乗の3番人気イグナイター(牡5、兵庫・新子雅司厩舎)が、直線外から追い上げてきた1番人気リメイク(牡4、栗東・新谷功一厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分12秒(良)。

　さらに3/4馬身差の3着に2番人気リュウノユキナ(牡8、美浦・岩戸孝樹厩舎)が入った。また、昨年の覇者ダンシングプリンス(牡7、美浦・宮田敬介厩舎)はスタート直後に岩田望来騎手が落馬、競走を中止した。

　勝ったイグナイターは、父エスポワールシチー、母ビアンコ、その父ウォーニングという血統。中央勢を見事に破り、ダート短距離王の座に輝いた。通算成績は25戦12勝。地方所属馬によるJBCスプリント制覇は2007年フジノウェーブ、2019年ブルドッグボス、2020年サブノジュニアに続いて4頭目。なお、兵庫勢では初のJpnI制覇となった。

【勝ち馬プロフィール】
◆イグナイター(牡5)
騎手：笹川翼
厩舎：兵庫・新子雅司
父：エスポワールシチー
母：ビアンコ
母父：ウォーニング
馬主：野田 善己
生産者：春木ファーム

【全着順】
1着　イグナイター　3人気
2着　リメイク　1人気
3着　リュウノユキナ　2人気
4着　ジャスティン　8人気
5着　ラプタス　10人気
6着　マックス　11人気
7着　バスラットレオン　4人気
8着　ギシギシ　9人気
9着　ケイアイドリー　5人気
10着　ジュランビル　14人気
11着　モズメイメイ　6人気
12着　スタードラマー　12人気
13着　アルカウン　15人気
14着　ゴッドセレクション　13人気
競走中止　ダンシングプリンス　7人気