中央所属の単勝1番人気
フォーエバーヤングが、直線外から伸びて重賞初制覇。中央馬が3年連続で制覇した。走破タイムは1分54秒3で2着の
サンライズジパングに1馬身半差をつけた。鞍上の矢作厩舎所属の
坂井瑠星は「馬が強かったので勝ってくれました。2戦目で重賞を勝つのは能力がないとできないこと」と愛馬を称えた。
先月28日に門別入りして着々と準備を進められた。後方10番手からのレースとなったが、4角先頭で押し切りを図る
サンライズジパングを直線一気に追い上げラスト1Fで捉えた。1番人気に応える圧勝に「最初のコーナーで最後方で少し焦りましたが、脚があることは分かっていたのでリズムを大切に乗った」と振り返り「初戦、2戦目と違う競馬で勝てた。来年以降が楽しみ」と期待を込めた。今後は未定。4日にもノーザン
ファームに放牧に出される予定。
▼矢作師 能力のあるところを見せてくれた。今後が楽しみ。来年はサウジやドバイ、新たにできた“ダート3冠”もある。それだけ夢を見させてくれる馬です。
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フォーエバーヤング 父
リアルスティール 母フォエヴァーダーリング(母の
父Congrats) 牡2歳 栗東・
矢作芳人厩舎 馬主・藤田晋氏 生産者・北海道安平町のノーザン
ファーム 戦績2戦2勝(重賞1勝) 総獲得賞金4220万円。
スポニチ