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【POG】堀厩舎のハーツ産駒インクルージョンが再入厩 母は米ダートG1覇者(美浦発)

デイリースポーツ
  • 2023年11月04日(土) 11時53分
 競馬新聞「馬サブロー」のPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 先週は東京で出世レース・アルテミスSが行われ、チェルヴィニア(牝、木村)が1番人気に応えて勝利を飾りました。直線で進路を確保するのに少し手間取った印象でも、前があいてからの脚は素晴らしかったですね。半兄ノッキングポイントに続いての重賞V。これで次はG1となり、普通に考えれば阪神JF(12月10日・阪神、芝1600m)でしょうが、レース後に師が「来年4月にいい状態に持っていけたら」とコメントしており、クラシックを目標にどんなローテを組むのか注目です。個人的に、ユーチューブ『デイリー競馬 馬サブロー』チャンネルで指名した馬の重賞制覇でうれしいですね。とにかく無事にキャリアを積んでほしいと思っています。

 10月28日の東京芝1400m新馬を勝ったジークルーネ(牝、栗田)は、『永遠に語り継がれるダービー17着馬』スキルヴィングの半妹ということでも注目を集めていました。タイプは違う印象ですが、兄がなし得なかったG1制覇を目指して順調に成長してほしいところです。

 同日の東京芝1600m新馬はショウナンラピダス(牡、国枝)が見事な差し切り勝ち。1歳セレクトセールで2億2000万円(税抜き)の高値で取引された一頭で、まずは好スタートを切れて何よりです。次走は距離を延ばしてみたいとのこと。

 10月29日の東京芝2000m新馬はジオセントリック(牡、手塚)が勝利。叔母がリスグラシューという良血らしく、好位からレースセンスを感じさせる内容でした。次走は未定ですが、距離が延びても大丈夫な血統。クラシックに向けての選択が楽しみです。それにしても、手塚厩舎からは楽しみな馬が続々と出現しますね。

 さて例年、5回東京開催になると新馬戦(特に中距離)の出走頭数が減り、日曜5R(芝2000m)も水曜の想定段階ではレース成立に必要な5頭に満たない数でした。結果的に9頭が集まりましたが-。ただ、昨年にはソールオリエンスレーベンスティールが対決した新馬戦があり、ダービー馬タスティエーラもデビューを果たした開催。今年も大物が出現するかもしれません。

 インクルージョン(牡、堀、父ハーツクライ母インクルードベティ)が再入厩。2日に美浦Wで6F85秒2-38秒1-12秒1をマークしました。まだ初戦の予定は発表されていませんが、東京でデビューするイメージが強い厩舎で、今開催中になるのではないでしょうか。母は15年マザーグースS・米G1(ダート8・5F)を制している血統馬です。(馬サブロー美浦支局・木村拓人)

提供:デイリースポーツ

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