4日の東京5R・2歳新馬(芝1800メートル)は2番人気の
シンエンペラー(牡=矢作、父
シユーニ)が3番手追走から3馬身突き抜けた。
手綱を取った横山武は「返し馬の段階からいい馬だと感じていたが、レースは想像以上の強さ。まだ子供で抜け出してから左右にフラフラしていたが、楽しみな馬です」と振り返った。
20年
凱旋門賞馬
ソットサスの全弟で藤田晋オーナーの所有。22年仏
ドーヴィル1歳セリで210万ユーロ(約3億円)の高値となった。矢作師は「欧州血統の重さがなかったから購入した。奥手の血統が新馬からこれだけ走ってくれてホッとしている。東京の馬場でSS系の切れ味と勝負できるかがポイントだったが、軽くクリアしてくれた」と評価。
次走は未定だが、「オーナーと相談して、年内にもう1回使えれば」と語っていた。
スポニチ