「京王杯2歳S・G2」(4日、東京)
中団に構えた横山武騎乗の
コラソンビート(牝2歳、美浦・加藤士)が、直線で鋭く伸びて快勝。1番人気に応え、重賞初タイトルを手にした。
7番人気
ロジリオンが勝ち馬に続く形で2着。道中2番手から先に抜け出した9番人気
オーキッドロマンスが3着に粘り込んだ。勝ちタイムは1分20秒6(良)で、従来の記録を0秒2更新する2歳コースレコード。
殊勲の横山武は「僕が想像していた以上にいい脚を使ってくれて、馬の力に助けられました。(戸崎)圭太さんがすごくこの馬にいろいろと教えてくださっていたので、脚を使ってくれると信じていました。前と離れているのも気になりませんでした」と、相棒や前走までコンビを組んだ先輩ジョッキーに感謝した。
この勝利で賞金加算に成功し、阪神JF(12月10日・阪神)の有力馬の1頭に名乗りを挙げた。「新馬戦に乗せてもらったのですが、真面目で癖もなく、ハミを取るのが気になるくらいでした。1F延びても大丈夫だと思います。楽しみです」と、さらなる大舞台を見据えていた。
提供:デイリースポーツ