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ゴールデンイーグル(11月4日、豪ローズヒルガーデンズ競馬場・芝1500メートル)
日本から参戦した
オオバンブルマイ(牡3歳、栗東・
吉村圭司厩舎、父ディ
スクリートキャット)が海外初挑戦で初勝利を快挙を成し遂げた。道中は中団インで進め、最後の直線は内ラチ沿いから鋭く伸びて差し切った。2019年に創設された
グレード格付けのない超高額賞金レースで、日本馬は初参戦だったが、1着賞金の525万豪ドル(約5億円)を獲得した。
同馬は昨年の
京王杯2歳Sと今年の
アーリントンCで勝利。
NHKマイルC3着以来の秋初戦となる今回は、
武豊騎手=栗東・フリー=とのコンビを予定していたが、負傷のため地元の
ジョシュア・パー騎手が騎乗していた。
吉村圭司調教師(
オオバンブルマイ=1着)「スタートはうまく出てくれました。道中の行きっぷりが悪かったというわけではないですが、少し位置取りも下がったところで、内側で包まれないかと若干不安に思いながら見ていました。しかし、最後の直線は前が開いて、コーナーをロスなくタイトに回ってきたことで脚がたまっていた分、ゴール前きっちり交わしてくれました。
オオバンブルマイ自身が一番頑張ってくれたので、感謝しかありません」
ジョシュア・パー騎手(
オオバンブルマイ=1着)「先行するハワイ
ファイブオーをマークして、馬群の中団を進むという作戦通りのレースができました。思いのほかスローペースだったので、最後は瞬発力勝負になるだろうなと思っていましたが、スローペースにうまく対応していて、手応えもすごく良かったので、直線突き抜けることができました。日本から
オーストラリアに遠征して挑戦するということの大変さは理解していたので、日本馬、そして日本のために勝ちたいという気持ちが強く、それが優勝という形で結果を出せたことが何より一番うれしいです」
スポーツ報知