◆第25回ブ
リーダーズCフィリー&メアターフ・米G1(11月4日、サンタ
アニタパーク競馬場・芝2000メートル)
日本から唯一参戦した
ウインマリリン(牝6歳、美浦・
手塚貴久厩舎、
父スクリーンヒーロー)は、21年
ラヴズオンリーユーに続く日本馬2頭目の同レース優勝を逃した。勝ったのはデットーリ騎手とコンビを組んだ英国の
インスパイラル(牝4歳、Jゴスデン厩舎、父
フランケル)。勝ち時計は1分59秒06(良)。
クリスチャン・デムーロ騎手=イ
タリア=との初コンビで5番枠からスタート。最初のコーナーで好位置を確保できず後方3番手からの追走を強いられた。最内を突いた直線で馬群を割って伸びてきたが、3着争いに絡む4着までが精いっぱい。前走の
オールカマー9着からの変わり身が期待されたが、昨年の
香港ヴァーズに続く海外G1・2勝目はならなかった。
Cデムーロ騎手は「いい競馬をしてくれた。特に最後の1ハロンはよく頑張ってくれた」とパートナーをねぎらっていた。手塚調教師も「すごいいい競馬だったと思う。(ポジションは)もう少し前かなと思ったが、スタートして両脇から挟まれてしまったので…。もう少しだったけど、勝った馬は強かった」と振り返った。
スポーツ報知