◇G1・BCクラシック(2023年11月4日　米サンタアニタパーク・ダート2000メートル)

　米国競馬の祭典ブリーダーズカップ(BC)最終日が4日(日本時間5日)に行われ、クラシックに日本から参戦したウシュバテソーロ(牡6＝高木)、デルマソトガケ(牡3＝音無)はタイトルに届かなかったが、デルマソトガケが2着に大健闘した。ホワイトアバリオが勝利した。

　デルマソトガケの音無師は「勝ちたかったけど、相手のいることだし。状態は良かった。休養明けで心配していたけど、よく走ってくれた」とし、騎乗したルメールは「よく頑張ってくれた。最後まで一生懸命、走ってくれた。最後までよく戦ってくれた」と振り返った。

　ウシュバテソーロは5着。3月のドバイワールドカップ(WC)で海外G1初制覇。ダート通算8戦7勝という成績で大一番に臨んだが、日本初のクラシック勝利と、史上初となる同一年のドバイWCとのW制覇はならなかった。

　▼日本調教馬のBCクラシック過去成績

　96年タイキブリザード13着

　97年タイキブリザード6着

　04年パーソナルラッシュ6着

　08年カジノドライヴ12着

　10年エスポワールシチー10着

スポニチ