◆第16回ブ
リーダーズCターフス
プリント・米G1(11月4日、サンタ
アニタパーク競馬場・芝1000メートル)
スプリンターズS4着の
ジャスパークローネ(牡4歳、栗東・
森秀行厩舎、父フロステッド)は勝利をつかめなかった。
ノーボールズ(セン4歳、米国Lリヴェリ厩舎、父
ノーブルミッション)がG1初挑戦Vを飾った。勝ち時計は55秒15(良)。
ジャスパークローネはスタートがひと息だったが、二の脚で2、3番手に押し上げたが、直線に向いたときは手応えが怪しく、馬群に飲み込まれていった。最後は12頭立ての最下位でフィニッシュ。本来の力をまったく発揮できなかった。
今年5月にオープン入り。函館ス
プリントSは最下位の16着に敗れたが、次戦の
CBC賞を逃げ切って重賞初制覇。続く
北九州記念も制し、サ
マースプリント王者に輝いた。G1初挑戦だった
スプリンターズSでも自分の競馬を貫き、0秒4差4着と健闘。しかし、初の海外遠征で大金星とはならず。騎乗した
川田将雅騎手=栗東・フリー=は2021年フィリー&メアターフ(
ラヴズオンリーユー)でブ
リーダーズC初勝利を挙げていた。
川田将雅騎手(
ジャスパークローネ=1着)「良い雰囲気でレースを迎えることができました。ある程度の形で進められましたけど、3コーナーで少し苦しい走りになってしまいました。
ジャスパークローネにとってこの遠征が良い経験になって、この先に生きてくれればと思います。」
スポーツ報知