◇G1・BCフィリー＆メアターフ(2023年11月4日　米サンタアニタパーク芝2000メートル)

　4番人気ウインマリリンは4着。スタート直後に挟まれて後方からになったが、最後の直線は馬群を縫って必死に伸びた。

　昨年12月香港ヴァーズに続く海外G1通算2勝目はならなかったが、底力は示した。初コンビのCデムーロは「スタートは上手に出てくれたが、最初のポジション争いで左右から挟まれてしまい、後ろのポジションに。直線はウォームハート(2着)の後ろから内側に進路を獲り、良い瞬発力を見せてくれました」と振り返った。手塚師は「勝った馬が強かったですが、もうちょっとでした。調教師になる前からブリーダーズCのみならず、アメリカ競馬にいつか挑戦したいと思っていましたので、自分、そして手塚厩舎にとっても財産になりました」と感謝していた。

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