11月5日の東京5R・2歳新馬戦(芝2000メートル、9頭立て)は、
コスモエスメラルダ(牝、美浦・
畠山吉宏厩舎、父
ゴールドシップ)が、最後の直線で力強く抜け出し、1番人気に応え初陣を飾った。勝ちタイムは2分3秒4(良)。
五分のスタートを切ると道中は先団の外めを追走。4角手前から早めに進出を開始すると、最後の直線手前では鞍上の右ムチが飛ぶ。そのまま力強く末脚を伸ばすと、内で抵抗する
フリューゲルコア(
津村明秀騎手)を競り落とし1馬身1/4差をつけてゴールした。
柴田大知騎手は「調教からかなり乗り込みました。最初は動けなかったですがやるごとに素軽くなっていました。まだまだ余裕がありそうですし楽しみです」と喜んだ。畠山調教師は「少頭数で新馬戦の2000メートルで流れもゆったりで、不利のない位置でスタートも無難に出てくれました。追うごとに時計も詰まっていて、調教過程で良くなっているところでの出走でした。距離が長いところをレースを選んで使っていきたい」と今後を見据えた。
スポーツ報知