東京11Rの第61回
アルゼンチン共和国杯(3歳以上GII・芝2500m)は1番人気
ゼッフィーロ(J.モレイラ騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分29秒9(良)。1馬身差の2着に5番人気
マイネルウィルトス、さらにクビ差の3着に2番人気
チャックネイト、4番人気
ヒートオンビートが入った。
ゼッフィーロは栗東・
池江泰寿厩舎の4歳牡馬で、
父ディープインパクト、
母ワイルドウインド(母の
父Danehill Dancer)。通算成績は12戦5勝。
レース後のコメント
1着
ゼッフィーロ(J.モレイラ騎手)
「レース前に一番のポイントは良いスタートを切ることと厩舎サイドから言われました。そこそこ良いスタートをして道中はいいリズムで競馬ができました。最後の直線に入る時にスペースがなく前が壁になり待つしかない状態でした。その時は一瞬焦りましたが、内にスペースが空いてゴール前では素晴らしい脚を見せてくれました。強い勝ち方で本当に良い馬です。また日本で重賞を勝つことができて嬉しいです」
2着
マイネルウィルトス(
横山武史騎手)
「過去の映像を見て、この馬の武器、長所は活かしきった、出し切ったつもりです。スタートを出ないのも想定内でしたし、どこかでペースが落ち着くだろうと思っていたので、そのタイミング(2コーナー)でポジションを上げられたのも想定内でした。4コーナーは外を回されましたが、内に包まれて内を抜けてくるタイプの馬ではないですし、スムーズな競馬を意識しました。最後は内をうまく立ち回った馬にやられてしまいましたが、この子なりにすごく頑張ってくれたかなと思います」
3着
チャックネイト(
大野拓弥騎手)
「結構タイトな競馬で接触する場面もありましたが、集中力を切らさず最後までしっかり走り切ってくれたと思います。相手なりに走れるのが強みかなと思います」
3着
ヒートオンビート(
石川裕紀人騎手)
「初めて乗りましたが、トップハンデは意識せず、リズムを大切にして、好走パターンは追い出しを待って抜ける形だと思っていました。良いところに収まることができ、良い形にはなりましたが、勝ち馬にうまく乗られてしまいました。悔しいです」
5着
セファーラジエル(
松岡正海騎手)
「直線に向くまで、うまく運べていましたが、入りたい進路を勝ち馬に入られてしまいました。スムーズに入ることができていれば、2着争いには加われたかもしれません。今日は返し馬を工夫したので、それが次につながればと思います」
ラジオNIKKEI