「
BCターフ・米G1」(4日、サンタ
アニタパーク)
中団のインから外に持ち出した
シャフリヤールが、しぶとく末脚を使って3着。同レースの日本調教馬最高着順(12年
トレイルブレイザー=4着)を更新し、日本のダービー馬の実力を示した。
前走
札幌記念11着後に喉の手術を行うなど、決して過程は順調とは言えなかったなかでの力走。C・デムーロは「スタートを決めて道中も手応え良く、ドバイで勝利した時のような走りができた。喉の手術で結果的に体調も回復し、能力を発揮できる状態になって良かった」と改めて能力を感じ取った様子。藤原師は「人馬とも
パーフェクトな競馬。上位に来られたことに感動を覚えています」と満足そう。次戦は
香港ヴァーズ・G1(12月10日・香港シャティン)を予定している。
なお、勝ったのは英愛ダービー馬で同じ
ディープインパクト産駒の
オーギュストロダン(愛国)。4角最内から力強く伸びてG15勝目を決めた。
提供:デイリースポーツ