良血馬
サリエラ(牝4、美浦・
国枝栄厩舎)が、
エリザベス女王杯(3歳上牝・GI・芝2200m)でGI初制覇を狙う。
サリエラは
父ディープインパクト、
母サロミナ、母の
父Lomitasという血統。半兄の
サリオスは19年の
朝日杯FSなど重賞4勝。全姉の
サラキアは20年に
府中牝馬Sを勝ち、
エリザベス女王杯と
有馬記念で2着となっている。
ここまで6戦3勝で、
ローズSが2着、
目黒記念は3着と重賞でも好走。加えて
ローズSは展開、
目黒記念はフルゲートの外枠と、厳しい条件を克服しており負けて強しの内容だった。今回はGI初挑戦だが、血統のポテンシャルも含めて考えれば、十分に通用していいだろう。
鞍上には今週から短期免許で来日するT.マーカンド騎手を確保。3年前に姉が2着に終わったレースで、悲願のタイトル奪取といきたい。