元プロ野球選手の“大魔神”こと佐々木主浩オーナーが、
エリザベス女王杯(3歳上牝・GI・芝2200m)の
ディヴィーナ(牝5、栗東・
友道康夫厩舎)で6年ぶりの
JRA・GI制覇を狙う。
佐々木オーナーの所有馬はこれまでに
JRAで32頭が走り、17頭が勝利をおさめている。うちGI馬は3頭で、
ヴィルシーナが13年と14年の
ヴィクトリアマイル、
シュヴァルグランが17年の
ジャパンC、
ヴィブロスが16年の
秋華賞と17年の
ドバイターフ覇者。この3頭全て名牝
ハルーワスウィートの仔で、一族との相性の良さは驚異的といえる。
ディヴィーナは
ヴィルシーナの3番仔。昨春にOP入りを果たすと、4走前の
ヴィクトリアマイルから
M.デムーロ騎手とコンビを組んで覚醒。
中京記念、
関屋記念で連続2着に好走し、前走の
府中牝馬Sで待望の重賞初制覇を果たした。
翌々週には
ディヴィーナの叔父にあたる
グランヴィノスが1勝クラスを勝っており、オーナーを勢いづける勝利だったといえるだろう。佐々木オーナーと元
タレントで妻の榎本加奈子さんの笑顔を待っているファンは多いはずだ。