◆第48回
エリザベス女王杯(11月12日、京都・芝2200メートル)追い切り=8日、栗東トレセン
ローズS2着の
ブレイディヴェーグ(牝3歳、美浦・
宮田敬介厩舎、父
ロードカナロア)は、滞在中の栗東トレセンで最終追い切りを消化。
ルメール騎手を背に、CWコースで
ノワールドゥジェ(5歳3勝クラス)を2馬身追走した。馬なりのまま鋭く脚を伸ばし、6ハロン80秒3―11秒3で首差先着。美浦から駆けつけた宮田調教師は「前半はスローペースでハミをかむ面もあったが、途中からはスムーズに加速することができた。ジョッキーも馬がフレッシュでいいのでは、と」と手応えを示した。
未勝利、1勝クラスと連勝して臨んだ
ローズSは2着で、3連勝はならず。ただ
JRAレコード決着の中、上がり最速32秒9をマークし、勝った
マスクトディーヴァは
秋華賞でも2着に入った。指揮官は「この子自身もG1を勝てるだけの可能性は秘めている。何とかここで一つタイトルを、と思います」と期待を込めた。
スポーツ報知