スマートフォン版へ

【エリザベス女王杯】ルージュエヴァイユ状態MAX!初タイトルへ黒岩師「いい動き」

スポニチ
  • 2023年11月09日(木) 05時26分
 ◇厳選超抜リスト

 エリザベス女王杯出走馬の動きだけに注目して勝ち馬に迫る「厳選超抜リスト」。特別取材班は美浦坂路で好時計をマークしたルージュエヴァイユをプッシュだ。重賞馬ペリエールをちぎった1週前追いから、上昇カーブを描き続けている。

 ソフトな最終仕上げで飛び出た好時計。ルージュエヴァイユの最終追いは、詰まった間隔、控える輸送、1週前にWコースで追われたことなどを考慮されて坂路で。無理はさせない方針。それでも動きは実に切れていた。黒岩師は「前走後は少し動きに硬さが出て、どれだけ回復できるかに課題があった。そこはクリアできて、状態は上がってきました」と明るい。

 以前より負荷が掛かる美浦新坂路をスムーズに加速。軽やかなフットワークで小気味よく登坂していく。最後まで馬なりだが、ラストはスパッと加速。外アインゲーブング(5歳3勝クラス)と併入、ラスト1Fは12秒1と切れた。師は「1週前にWコースでしっかりやっているし、秋はすでに実戦も経験している。しまいはゴール過ぎまで余力があったし、いい動きができています」と好感触だ。

 全体の4F52秒0は、この日の美浦坂路で6位タイ。1週後のマイルCS出走に向けて負荷を掛けられた快速馬エエヤン(この日の最速時計)とはわずか0秒2差だ。先月14日の府中牝馬S(2着)から間隔は詰まっていたが、うまく体調を整えて直前で急上昇。ソフトな内容とは反比例する好時計に、その好調ぶりが伝わる。指揮官は「どうしても線が細く、動きの硬さがあるのはこの馬の課題ではあるが、そこを補いながら、一戦してどうにか状態を上げられた」と喜んだ。

 昨年オークス(6着)以来のG1挑戦。11F以上の距離も当時以来、関西圏への遠征は初となる。不確定要素の多い条件となるが、師は「体形、走りのバランスからは1800〜2000がベストだが、折り合いに不安がないので。右回りに関しては問題ないし、切れるというよりは長く脚を使えるのでコース形態も合っていると思う」と前を向く。初タイトルを強く意識できる仕上がりだ。

スポニチ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す