◆エルミラージュ(9日・安里)

　新種牡馬アルアイン産駒のエルミラージュ(牡2歳、栗東・池江、母エラクレーア)は、19日京都4Rの芝1600mでデビューを予定する。「馬っ気がきつくてまだ幼さはありますが、乗り味が良くて素質を感じる馬。ケイコも動いているし、初戦からやれそう」と、兼武助手は手応えありの様子。鞍上はモレイラ騎手を予定。

◆テリオスサラ(9日・森元)

　赤松賞(19日・東京、芝1600m)を予定しているテリオスサラ(牝2歳、美浦・高柳瑞)が、美浦Wで横山武を背に6F81秒2-11秒5(仕掛け)をマーク。攻め駆けする年長馬を圧倒する上々の動きを見せた。一戦ごとの進境が著しく、来週のレースが非常に楽しみだ。

◆サトノラクローヌ(9日・石渡)

　サトノラクローヌ(牡2歳、美浦・堀、父サトノクラウン、母ウェントワース)が本日、美浦坂路を軽めのキャンターで登坂。少しテンションは高めだが、柔らかみのあるフットワークは好印象。今後の動向に注目したい。

◆シンドリームシン(9日・竹村)

　シンドリームシン(牡2歳、栗東・武幸、父キズナ、母アルビアーノ)がこの日、栗東CWで藤岡康を背に3頭併せを行った。併走相手の内につける内容だったが、鞍上の仕掛けに力強く反応して最先着。1F11秒2をマークしてフィニッシュした。半姉は関屋記念を勝ったアヴェラーレ。順調に調教ピッチも上がっているだけにデビューが楽しみだ。

◆キャットファイト(9日・玉川)

　きょう上原博師と立ち話をしたところ「キャットファイト(牝2歳)が明日帰厩することになった。予定通り阪神JF(12月10日・阪神、芝1600m)を目標に仕上げます」とのこと。すごい切れ味を見せた前走の内容からGIでも楽しみな逸材。順調にいってほしいものだ。

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提供：デイリースポーツ