スマートフォン版へ

【エリザベス女王杯】ジェラルディーナ 連覇仕上げ 斉藤崇師好感触「万全の状態」

デイリースポーツ
  • 2023年11月10日(金) 06時00分
 「エリザベス女王杯・G1」(12日、京都)

 22年覇者ジェラルディーナが万全の態勢だ。栗東CWで併せ馬を行い、ラスト1F11秒4と鋭く伸びて僚馬と併入。休み明けのオールカマーは6着に敗れたが、叩いて確実に状態は上向いている。新コンビの豪腕ムーアに導かれ、レース史上5頭目の連覇をつかみ取る。

 連覇を狙うジェラルディーナは9日、栗東CWでセッション(3歳オープン)と併せ馬。道中は僚馬を先導する形で折り合うと、直線は外へ。最後は攻め動くパートナーに手応えで劣ったが、自身も上々の伸び脚を披露。6F86秒3-37秒8-11秒4でフィニッシュした。

 スクミを考慮して23年の宝塚記念から取り入れている木曜追い。見届けた斉藤崇師は「後ろの馬が来ると、自分からハミを取ってくれました。エンジンの掛かりが遅いところはありましたが、いい形で終えられたと思います。毛ヅヤも良く、万全の状態で臨めます」と好感触を口にする。

 22年は前哨戦に据えたオールカマーを制して一気に女王の座へ上り詰めたが、23年は6着発進。それでも、指揮官の目に悲観の色はない。「中山であの位置だと、あれが精いっぱい。外を回る形でも最後まで諦めずに伸びていましたからね。今回に向けて悪くない競馬だったと思います」と、大一番での巻き返しに力を込めた。

 新鞍上に迎えるのは世界の名手ムーア。父モーリス母ジェンティルドンナでもG1制覇を果たすなど、血統的にも縁のあるジョッキーだ。19&20年のラッキーライラック以来となる史上5頭目の連覇に向け、もはや不足はない。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す