重賞勝ち馬2頭の半妹となる
アルセナール(牝2、美浦・
木村哲也厩舎)が、土曜東京6Rの2歳新馬(芝1600m)でデビューする。
アルセナールは父
エピファネイア、
母サンブルエミューズ、母の
父ダイワメジャーの血統。半姉の
ナミュールは昨年の
チューリップ賞、今年の富士Sの勝ち馬で、来週の
マイルCSの有力候補。同じく
ラヴェルは昨年の
アルテミスSの覇者で、唯一
リバティアイランドを倒した馬として知られる。また、曾祖母の
キョウエイマーチは97年の
桜花賞馬。母の半妹の
マルシュロレーヌは21年のBCディスタフを制し、日本の競馬史に新たな1ページを刻んでいる。
Wコースでの最終追いは3頭併せだったが、最後までしっかりと脚を使えていた。新馬に強い木村厩舎らしく、好仕上がりは間違いなし。しかも鞍上は
C.ルメール騎手。デビュー勝ちからクラシックに乗った姉2頭に続くべく、負けられない一戦となる。