京都11Rの
デイリー杯2歳ステークス(2歳・GII・芝1600m)は
ジャンタルマンタル(牡2、栗東・
高野友和厩舎)で勝負する。
デビュー戦の前走は余裕残しの体つき、さらには
ベルモントSなどを制した
Palace Maliceの産駒とあってダート向きと見る向きもあった。しかしながらレースぶりは圧巻。先団インから残り200m手前で先頭に立つと、最後は流して2馬身半差の完勝だった。そして勝ち時計の1分47秒4も超優秀。86年以降の京都芝1800mの新馬では最速だから凄い。
8日の坂路最終追いではラスト1F12秒0をマークしたように、出来は高いレベルで安定。いや、それどころか絞れた分の上積みが見込めるだろう。デビュー戦の序盤の走りを見る限り、マイルの流れにも難なく対応可能。来春のクラシックに向けて、ここも通過点にしてみせる。