◆第28回
武蔵野S・G3(11月11日、東京・ダート1600メートル、良)
1着馬にチャンピオンズC(12月3日、中京)の優先出走権が与えられるダートG3は16頭立てで争われ、2番人気の
ドライスタウト(牡4歳、栗東・
牧浦充徳厩舎、
父シニスターミニスター)がテン乗りの
横山武史騎手を背に、最後の直線で鮮やかに抜け出して、前走の交流G3・
テレ玉杯オーバルスプリントに続く重賞連勝を飾った。21年の
全日本2歳優駿を含めた重賞3勝目。勝ち時計は、1分35秒2。
2着に6番人気の
タガノビューティー(
石橋脩騎手)が追い込み、3着に5番人気の
レッドルゼル(
横山典弘騎手)が続いた。
横山典弘騎手(
レッドルゼル=3着)「馬はよく頑張ってくれている」
藤懸貴志騎手(
ケイアイシェルビー=4着)「外の馬が速くて切り込まれたが、2番手を取れて思った通りの競馬ができました。ずぶさを出すのはいつものことだし、最後まで頑張ってくれました」
柴田善臣騎手(
ベルダーイメル=6着)「ペースが遅くなった時にかかってしまい、そのぶん伸び切れなかった。それでも最後まで気持ちは途切れなかったし、そのあたりは状態がいいということでしょう」
三浦皇成騎手(
ヴァルツァーシャル=7着)「意図的に追い出しを待つように乗りましたが、最近の中では一番伸びてくれました。この内容ならチャンスはあると思います」
藤岡佑介騎手(
セキフウ=8着)「直線でだいぶ外にはなったけど、よく伸びてくれました」
菅原明良騎手(
ヘリオス=10着)「ゲートは出ているが、芝の部分で進んで行かず、外の馬が速くてカットされ、自分の競馬ができませんでした。それでもすごくいい馬です」
田辺裕信騎手(
カテドラル=12着)「ゲート自体は良かったし、離れず急かさず追走できたが、追ってからの反応がもうひとつだった」
スポーツ報知