91年
有馬記念(
ダイユウサク)、12年
中山大障害(
マーベラスカイザー)などG1・4勝を含め、平地&障害で
JRA通算1051勝(平地794勝、障害257勝)をマークした熊沢重文(55)の引退式が11日、京都で行われた。
熊沢は「よくここまでやってこられたなと自分でもビックリしています。探り探りやってきましたけど、ほんとに感謝しかないです。厩舎スタッフ、馬主さん、
バックアップしてもらって感謝しかありません」とあいさつすると、大きな拍手が送られた。
10月29日に負傷して療養中の
武豊(54)はビデオメッセージを寄せ、「熊沢さん、長い騎手生活お疲れさまでした」「私にとっては苦い思い出ですけど、
有馬記念で私が大本命の
メジロマックイーンに乗っているところ、熊沢さんの大穴
ダイユウサクに負けたことは今でも忘れません」「引退ということでホントにさみしいですけど、我々後輩は熊沢さんが多く残してきた、熊沢イズムというか、全力で馬に乗るところを受け継いでいきたいと思います」と誓っていた。
スポニチ