東京11Rの第28回武蔵野ステークス(3歳以上GIII・ダート1600m)は2番人気
ドライスタウト(
横山武史騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分35秒2(良)。1馬身3/4差の2着に6番人気
タガノビューティー、さらに1馬身3/4差の3着に5番人気
レッドルゼルが入った。
ドライスタウトは栗東・
牧浦充徳厩舎の4歳牡馬で、
父シニスターミニスター、
母マストバイアイテム(母の
父アフリート)。通算成績は10戦6勝。
レース後のコメント
1着
ドライスタウト(
横山武史騎手)
「予定より抜け出すのが少し早くなってしまいましたが、それだけ反応が鋭かったということですし、良い時に乗せてもらいました。好位を取りたかったですし、思ったよりゴチャつきましたが、馬がよく我慢してくれました。抜け出すのが少し早くなって、最後は遊んでしまいましたが、逆に言えば余力があるということですし、これから先が楽しみですね。
調教でも乗せていただきましたが、調教の時より競馬の方が良かったですし、それが競馬にもしっかり出てくれて、良い調教が出来ていたので良かったです。また乗せていただける機会がありましたら、良い結果が出せるよう頑張ります。先週の
コラソンビートに続いて、どちらも良い馬に乗せていただいているので、馬には感謝をしてもしきれないですし、気を引き締めて頑張りたいと思います」
(
牧浦充徳調教師)
「前走は頓挫がありつつ、地力で勝ってくれた感じでした。今回はここまで順調に来られました。
横山武史騎手も栗東に来て調教をつけてくれて、馬の力を信じて乗ってくれたのが良かったです。今日の勝ち方なら1800mまでなら許容範囲でしょうし、馬の状態次第ですが、大丈夫なら
チャンピオンズカップを視野に入れて、様子を見つつ進めていきたいです」
2着
タガノビューティー(
石橋脩騎手)
「スタッフがよく仕上げてくれましたし、よく頑張ってくれました。この馬で重賞を勝ちたいと思っていたので、流れは関係なく、この馬が勝つための走りをするべきだと思っていました。枠も良かったので、3、4コーナーはロスなく内を回って、外に出す形で直線ではよく伸びてくれました」
4着
ケイアイシェルビー(
藤懸貴志騎手)
「自分の競馬をするだけだと思っていました。外の馬が速くて来られましたが、きれいに2番手を取れました。したい競馬はできました。ズブいのはいつものことですし、最後まで頑張ってくれました」
5着
ペースセッティング(
団野大成騎手)
「準オープンを勝ってここに挑戦しましたが、レース自体は悲観する内容ではありませんでした。大外枠だったので外々を回らされましたが、最後までよく頑張ってくれました。また立て直して行きたいです」
6着
ベルダーイメル(
柴田善臣騎手)
「ペースが遅くなって引っ掛かってしまい、そのぶん伸び切れませんでした。それでも最後まで気持ちを切らさずに走ってくれました。その辺りは状態が良いのでしょう」
7着
ヴァルツァーシャル(
三浦皇成騎手)
「最近は一瞬の脚を使いますが、最後はバテてしまう競馬が続いていました。今日はメンバーが強いですし、意図的に追い出しを待つようにしました。最近では一番伸びていましたし、今日の感じならまたチャンスはあると思います」
9着
ペリエール(
C.ルメール騎手)
「最初の芝の走りは良くなく、躓いてしまいました。道中は良い感じで、直線でも少し伸びましたが、ラスト150mぐらいで疲れてしまいました」
ラジオNIKKEI