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ディープインパクト産駒ムラマサが豪G3を連勝 D・ムーア「いい走りをしてくれた」

スポニチ
  • 2023年11月11日(土) 23時35分
 オーストラリアG3クイーンエリザベスS(芝2600メートル)が11日、同国南東部メルボルン郊外のフレミントン競馬場で13頭で争われ、ディープインパクト産駒ムラマサ(セン4=T・バスティン&N・ヤング)が快勝した。やや重で勝ち時計は2分42秒26。前走・クーンジーカップ(コーフィールド芝2000メートル)に続き、G3を連勝した。

 7番ゲートから五分のタイミングでスタートし、道中は6、7番手。ラチ沿いで脚をため、絶好の手応えで直線に向くと1頭分のスペースを突いてラスト300メートルで先頭へ。最後まで脚色は鈍ることなく、2着レディースマンに2馬身半差でゴールを駆け抜けた。

 手綱を取ったダニエル・ムーアは「最後に脚を使えることは分かっていたし、うまくためることが重要だった。少しフラフラしたけど、いい走りをしてくれた」と相棒を称えた。

 今年の上半期は2桁着順が続き、その後はノド鳴りと去勢の手術を受け、復帰後は一般戦を合わせて3連勝。ヤング師は「来年ビッグレースに出走する資格があると思うし、メルボルンカップを狙えるような存在になってくれたら」と期待を寄せている。母オーメイスウォード(父ハイシャパラル)は16年に芝1200メートルの豪G2シルヴァーシャドウS勝ち。これで10戦4勝となった

 先週は米G1ブリーダーズカップターフ(4日、サンタアニタパーク芝2400メートル)でアイルランドの英愛ダービー馬オーギュストロダン(牡3=A・オブライエン)と日本ダービーシャフリヤール(牡5=藤原)が1、3着。海の向こうでディープインパクト産駒が存在感を示している。

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