スマートフォン版へ

【武蔵野S】ドライスタウト 鮮やかJRA重賞初勝利 2週連続重賞Vの横山武「最後は遊んでいました」

デイリースポーツ
  • 2023年11月12日(日) 06時00分
 「武蔵野S・G3」(11日、東京)

 好位で脚をためた2番人気のドライスタウトが、直線半ばで一気に先頭へ。後続の蹄音はまだ遠く、余裕十分の走りで楽々とゴールを駆け抜け、浦和のオーバルスプリントに続く重賞連勝、そしてJRAでは初となるタイトル奪取に成功した。

 テン乗りの横山武は、水曜の栗東に駆け付け、追い切りに騎乗。感触を確かめてからレースに臨んだ。先週の京王杯2歳S(コラソンビート)に続いて2週連続重賞Vを決めた鞍上は「最後は遊んでいましたが、それだけ余裕があるということ。攻め馬に乗せていただき、状態の良さは感じていましたが、それが競馬にも出てくれました」と相棒の奮闘をたたえた。

 デビューから無傷3連勝で全日本2歳優駿を制覇。輝かしい未来を予感させたが、その後は苦難の道のりだった。3歳初戦の兵庫CS4着で初めて土がつくと、その直後に前肢を外傷。感染性の炎症などが続き、春の3歳ダート頂上決戦に進むことができなかった。

 それでも昨年暮れに復帰を果たしてからは重賞V2を含む〈3201〉と大暴れ。牧浦師は「今まではいろいろ頓挫がありつつでしたが、この中間は問題なく乗り込めました。数を使っていませんし、これからまだまだ良くなります」と、さらなる進化を示唆した。

 優先出走権を得たチャンピオンズC(12月3日・中京)は実績外の1800メートル戦。それでも指揮官は「状態次第ですが、大丈夫ならそれを視野に進めていこうかと。距離は許容範囲だと思います」と挑戦に前向きだ。暮れの桶狭間で、強豪ひしめくダート界の頂点を狙う。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す