「
エリザベス女王杯・G1」(12日、京都)
1番人気の
ブレイディヴェーグが好位のインで脚をため、直線で力強く抜け出してG1初挑戦初制覇を飾った。鞍上のルメールは、
菊花賞(
ドゥレッツァ)、
天皇賞・秋(
イクイノックス)に続いてJRA・G1を3連勝。2着には直後で流れに乗った5番人気の
ルージュエヴァイユ、3着には3番人気の
ハーパーが入った。勝ち時計は2分12秒6(良)。
殊勲のルメールは「緩い馬場で心配したけど、全然問題なかったね。ずっといい感じでした。スタートだけあまり良くなかったけど、リカバリーできました。
ハーパーの後ろでいい感じでした。リードホース(逃げ馬)の3、4馬身後ろで冷静に走ることができました」と納得の表情で振り返った。
ローズS2着から古馬を相手につかんだ
ビッグタイトル。「この馬は瞬発力がありますね。前走も良かったけど、後ろ過ぎました。きょうも同じ脚を使ってくれて、すぐに抜けることができました」と相棒の豪脚をたたえる。「G1を3連勝することができた。うれしく思います。皆さんの応援に感謝しています。おおきに!」と、お気に入りのフレーズで締めくくっていた。
提供:デイリースポーツ