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【エリザベス女王杯】良血サリエラは6着 国枝調教師の牝馬G1完全制覇はお預け

スポーツ報知
  • 2023年11月12日(日) 17時12分
◆第48回エリザベス女王杯・G1(11月12日、京都・芝2200メートル=良)

 秋の牝馬の大一番は15頭によって争われ、重賞未勝利ながら単勝1番人気に推されたブレイディヴェーグ(3歳、美浦・宮田敬介厩舎、父ロードカナロア)が直線で鮮やかに差し切って快勝した。勝ち時計は2分12秒6。手綱を執ったクリストフ・ルメール騎手は菊花賞(ドゥレッツァ)、天皇賞・秋(イクイノックス)に続く3戦連続のG1勝利で、宮田調教師は開業4年目のG1初制覇となった。

 3/4馬身差の2着は5番人気のルージュエヴァイユ(松山弘平騎手)で、さらに首差の3着は3番人気のハーパー(川田将雅騎手)。19年朝日杯FS覇者サリオスを半兄に持つサリエラ(トム・マーカンド騎手)は6着にとどまり、2度の牝馬3冠で知られる国枝栄調教師は史上初の牝馬限定G1・6競走の完全制覇を惜しくも逃した。

 トム・マーカンド騎手(サリエラ=6着)「いい走りだったけど、コーナーワークでちょっとばらける感じがありました。彼女にとっては、フィニッシュラインが近すぎました。あと200メートル長かったら、と思います。地面が柔らかかったですし、状況によって結果が変わってきたのでは。真面目でいい馬です。彼女が光り輝く日は、必ず来ると思います」

スポーツ報知

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