C.ルメール騎手が
マイルチャンピオンシップ(3歳上・GI・芝1600m)の
シュネルマイスター(牡5、美浦・
手塚貴久厩舎)で
JRA・GI4連勝を狙う。
この秋の
ルメール騎手はすごい。
菊花賞の
ドゥレッツァ、
天皇賞(秋)の
イクイノックス、そして先週の
エリザベス女王杯の
ブレイディヴェーグと
JRAのGIを3連勝中。また、先々週の
BCクラシックでは伏兵評価の
デルマソトガケを2着に導いた。いつでも頼りになる名手だが、今はとりわけ勢いがある。
自身3回目の
JRA・GI4連勝がかかる
マイルCSは、04年の初騎乗から実に19年連続19回目の参戦となる。これまでに20年と21年に
グランアレグリアで連覇。また、04年
ダンスインザムード、05年
ダイワメジャー、16年
イスラボニータで3回の2着がある。
パートナーは昨年に続いて
シュネルマイスターだ。1年前は1番人気に支持されたが、直線で進路がなく、追い出しが遅れたことも影響して0秒3差の5着。不完全燃焼に終わった。一昨年の
NHKマイルCの覇者。しかし、その後はGIIこそ2勝しているものの、GIでは2着2回、3着2回と惜敗が目立つ。主戦の
ルメール騎手としても期するところがあるだろう。日本では貴重な
Kingman産駒。そう遠くないであろうスタッドインに向けても、何とかもう一つ
ビッグタイトルをプレゼントしたい。