来春のクラシック戦線に向け、現2歳馬世代を独断で格付け。ランキング形式でお届けします。
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牡馬は
デイリー杯2歳Sを制した
ジャンタルマンタルが3位にランクイン。道中は行きたがるのをなだめつつだったが、直線で内の狭い所から抜け出すと後続に2馬身差をつけた。前半でもう少しためが利けば、さらに切れる脚が使えそうな雰囲気。瞬発力勝負にも十分に対応できる。
牝馬は京王杯2歳Sを制した
コラソンビートが4位に浮上した。98年
ウメノファイバー以来25年ぶりの牝馬制覇は、1分20秒6の2歳レコードのおまけ付き。正直、メンバーレベルは低かったが、それでも牡馬を一刀両断したラストの末脚は目を引いた。
今週は19年
コントレイルや21年
イクイノックスなど、近年で超大物を輩出してきた東スポ杯2歳S。この結果次第では、大きな順位変動がありそうだ。
◆番外編…4日の東京で新馬戦を制した
シンエンペラーは、20年
凱旋門賞の覇者ソットサスの全弟という良血馬。好位からレースを進めると、最後は後続に3馬身差をつけた。前半5Fが61秒7とスローペースで流れたため、Vタイム自体は目立たなかったが、レースの後半2Fは11秒1-11秒0と優秀。血統面を含め、奥の深さを感じる。次戦を要チェックだ。
提供:デイリースポーツ