11月26日に東京競馬場、芝2400mで行われる
ジャパンカップ。ここに6歳にして初めて特別登録した
ディープボンド(栗東・
大久保龍志厩舎)。今朝15日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
朝一番、開門直後のCWへ
和田竜二騎手を背に入場。
グロリアムンディが先行する流れを3馬身ほど後ろから追走。行きたがるような仕草もなく、着実に前へ進むといった走りで前を見据えた形で3コーナーから4コーナーを駆け抜けていく。
最後の直線に向くところでは1馬身ちょっとのところまで差を詰めていて、ラスト300mくらいではいつでも追い抜けそうな手応え。ラスト1F標識まではじっと待つような形になって、いざ仕掛けられると、一瞬で相手を突き放して先着のフィニッシュ。
時計は6F81.8-5F66.9-4F52.2-3F36.9-2F22.9-1F11.4秒。いつも通り、1週前追い切りは併せ馬を追走して先着したという形。そういった意味では相変わらず順調という表現しかできないが、だからこそ常に堅実に走ることができているわけで、
日本ダービー5着以来の東京芝2400mはむしろ楽しみな条件かも知れない。
(取材・文:井内利彰)