「マイルCS・G1」(19日、京都)
富士Sを快勝して挑む
ナミュールは15日、栗東坂路を鋭いフットワークで駆け上がった。上がりに軸足を置き、4F58秒4-42秒2-12秒2を計時して戦う準備を整えた。
放牧から帰厩した段階から雰囲気は極上だった。高野師は「万全でしょう。上積みもありますし、結果の出せる時期になっています」ときっぱり。前走以上の状態にあることにも言及して期待感をにじませた。
3歳時までは馬体の維持に注意しながら送り出していたが、今は違う。「体力がついてきたので心配はない。距離のレンジは大きく、マイルは全然大丈夫。初めての京都コースも問題なくこなしてくれると思います」。完成期を迎えた4歳の秋に立つ8度目のG1舞台。新パートナーのムーアを背に、まだ手にしていない最高の栄誉をつかみ取る。
提供:デイリースポーツ