日本最高齢の現役競走馬として多くのファンに親しまれた、名古屋の
ヒカルアヤノヒメ(牝19)が、15日に死んだ。16日、名古屋競馬の公式サイトやSNSで発表された。
調教中の負傷により、同競馬場の厩舎で療養していたが、15日に心不全のため息を引き取ったという。
ヒカルアヤノヒメは
父メイショウオウドウ、
母ゴールデンタッソー(母の父タッソー)の血統で04年4月10日生まれ。06年11月に中央でデビュー。同期には牝馬でダービーを制した
ウオッカや、
ダイワスカーレットがいる。通算成績は317戦14勝。
昨年9月27日、名古屋競馬4Rで、
クラベストダンサーが持つ国内最高齢出走記録(18歳164日)を更新する18歳170日の新記録を樹立。同年8月には蟹江警察署から1日警察馬を委嘱され、
名古屋競馬場で蟹江警察署が実施する「防犯キャンペーン」にも参加するなど人気となっていた。
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