◆新馬戦(11月19日、京都・芝1600メートル)
今週は3場に4頭の新馬を送り出す栗東・友道厩舎。血統面で最も注目されるのが、19日に芝マイルの京都4Rでデビューする
シヴァース(牡、父
モーリス)だ。母は16年の
秋華賞と17年のドバイ・ターフを制した
ヴィブロス。友道調教師は「体重は440〜450キロ。両親の特徴が出て、軽い芝が良さそう。距離はマイルくらいかなと思っています」と適性を見込む。
入厩後は順調に乗り込まれ、15日は芝コースでムーアを背に最終追い切りを消化した。一杯に追われて6ハロン82秒5―12秒1。先行した
セジールレーヴ(2歳新馬)が想定以上に動いたため3馬身遅れたが、トレーナーの期待値は変わらない。「気性はお母さんに似て
テンションが高いけど、そのぶん前向きさがあります」。初戦からきっちり能力を発揮し、来春の大舞台に向けて一歩を踏み出す。
スポーツ報知