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【POG】重賞でも期待大!世界的良血シンエンペラー(栗東発)

デイリースポーツ
  • 2023年11月18日(土) 11時49分
 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、塩手智彦(栗東)と木村拓人(美浦)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 次週は京都2歳S(25日・京都、芝2000m)が行われる。今後に向けて重要なレースで、ここでは有力馬3頭の1週前の様子をお伝えしたい。

 15年にドレッドノータスで制した矢作厩舎は2頭出しの予定。モレイラJで予定するシンエンペラー(牡)は20年の凱旋賞馬ソットサスの全弟で世界的な良血馬。初戦は期待通りのレース内容で、2着に3馬身差をつけてVを決めた。安藤助手は「初戦は気難しい面を出していて、抜け出してからも真面目に走っていなかったです。ポテンシャルの高さで勝ってくれました。能力は高く、落ち着いて臨めれば重賞でも楽しみです」と期待を寄せた。

 ヴェロックスの半弟でアイビーSを逃げて2着のホウオウプロサンゲ(牡)は坂井Jで予定。同助手は「前走は長距離輸送がありましたのでテンションが上がり気味でしたが、それでもしっかり走ってくれました。現状はある程度先行する形がいいですね。近場の京都に変わる今回は落ち着いて臨めると思いますし、重賞でも楽しみです」と先行して押し切るシーンを描いていた。

 先週のデイリー杯2歳Sジャンタルマンタル(牡)で制し、現2歳世代が大活躍中の高野厩舎からはショウナンパンドラの異父弟オールナット(牡)が北村友Jでスタンバイ。師は「初戦は上手に競馬をしてくれました。前回と同じ舞台ですし、1回使っての上積みもかなり見込めます。重賞でも楽しみです」と連勝に期待を寄せた。(馬サブロー栗東支局・塩手)

提供:デイリースポーツ

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