パワーホールに注目したい。
札幌2歳S・2着以来の実戦を勝利で飾ることができるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■11/25(土)
京都2歳S(2歳・GIII・京都芝2000m)
パワーホール(牡2、栗東・
昆貢厩舎)は
スワーヴリチャードの初年度産駒で、7月に札幌芝1800mで圧勝デビューを飾ると、9月の
札幌2歳Sでも2着。それから間隔が空いたが、順調に調整されている。陣営が現段階から来春を見据えるほどの素質馬であり、まずはここで重賞初制覇といきたいところ。鞍上は新馬戦以来の
横山和生騎手。
シンエンペラー(牡2、栗東・
矢作芳人厩舎)は20年の凱旋賞馬
ソットサスの全弟にあたる世界的な良血の仏国産馬。4日に東京芝1800mでデビューし、好位追走から抜け出す立ち回りで3馬身差圧勝した。気難しさを出していたが能力はかなり高そうで、重賞の走りも期待したい。鞍上は初コンビのJ.モレイラ騎手。
その他、アイビーSで2着だった4.5億円ホース・
ホウオウプロサンゲ(牡2、栗東・
矢作芳人厩舎)、
札幌2歳Sで3着だった
ギャンブルルーム(牡2、栗東・
大久保龍志厩舎)、2戦目で勝ち上がった
ファントムシーフの半弟
ディスペランツァ(牡2、栗東・
吉岡辰弥厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時40分。