「
ジャパンC・G1」(26日、東京)
イクイノックスVS
リバティアイランド-。夢の対決がついに
ジャパンCで実現する。国内外のG15連勝中で世界ランクNo.1に君臨する
イクイノックス。デビュー以来コンビを組む名手
クリストフ・ルメール騎手(44)=栗東・フリー=が3冠牝馬を迎え撃つ頂上決戦を前に、心境を語った。
◇ ◇
-前走の
天皇賞・秋が衝撃のレコード勝ち(1分55秒2)だった。
「スタートが良かったし、3番手でずっといいリズムで加速することができました。ああいったペースでも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれましたね」
-今回の舞台は昨年のダービー2着以来となる東京2400メートル。
「コースは走りやすいです。ちょうど合いますね。直線も長いし、コーナーも長いので」
-5F通過57秒7のハイペースを3番手で追走。今回は速いペースを走った後の2400メートル。引っ掛かる不安は。
「休み明けの2回目で問題ないです。天皇賞は休み明けでフレッシュな状態。走りたい気持ちだったので、2000メートルがちょうど良かったです。次は2戦目でもう少し
リラックスすると思うから、2400メートルはちょうどいいですよ」
-昨年の
天皇賞・秋を皮切りに国内外で目下G15連勝中。
「今は体が大人になりました。強くなってきましたね。完成かなと思います」
-何と言っても今年の3冠牝馬
リバティアイランドとの対決に注目が集まる。
「
リバティアイランドはG1で負けていないし、今年は
パーフェクト。彼女の瞬発力はすごいと思います」
-斤量は
イクイノックスの58キロに対して、
リバティアイランドは54キロ。
「4キロ差は結構大きいけど、
イクイノックスは世界一の馬ですから」
-
ルメール騎手自身は現在、リーディング争いでトップ。秋のJRA・G1では
菊花賞、
天皇賞・秋、
エリザベス女王杯を制覇。好調はいつまで続く。
「
有馬記念までね(笑)。でも、レースごとですね」
-今年最も、ファンの注目を集めるレース。改めて抱負を。
「勝つ自信で乗らないといけないと思っています」
提供:デイリースポーツ