【新馬戦総括】3場で9鞍が行われた。東京からは日曜ダート1600メートルの
タイセイリアルの勝ちっぷりが目を引いた。3番手で折り合い、3角付近で先頭に立つと直線では独走状態。最後はノーステッキのまま後続を4馬身突き放した。ゴール板を過ぎてからもスピードは緩まることなく、馬場を1周回ったほど余力たっぷり。大物感あふれるデビュー戦となった。
京都では日曜芝1600メートルを勝ち上がった
シヴァースのレースセンスが光った。
母ヴィブロスは16年
秋華賞、翌年
ドバイターフを制した実績馬。直線で前が窮屈になりそうなシーンにも冷静に対応。進路をインコースに切り替え、接戦を制した。ムーアの負傷で乗り替わったルメールは「2歳馬に見えなかった。いいスタートで乗りやすい」と操縦性の高さを評価した。
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