「
ジャパンC・G1」(26日、東京)
記録ずくめの勝利を飾るか-。
天皇賞・秋連覇を達成し、国内外でのG1連勝を“5”に伸ばした
イクイノックスが、初参戦となる
ジャパンCで堂々と主役を務める。
G16連勝となれば
テイエムオペラオー、
ロードカナロアに並ぶG1出走機会最多連勝タイ記録。父
キタサンブラックは16年覇者で、父子制覇の期待もかかる。また、1着賞金5億円を獲得すれば、JRA獲得賞金ランキングで歴代3位に。JRA以外も含めた総獲得賞金ランキングでは歴代1位に躍り出る。
前走の
天皇賞・秋は“1分55秒2”の驚異的なレコードでV。好位3番手から抜け出す横綱相撲でラ
イバルを圧倒し、レーティング“世界1位”の貫禄を示した。その後は福島県のノーザン
ファーム天栄で体をケア。英気を養い、10日に美浦トレセンへ帰厩した。
激闘から中3週での臨戦。1週前は美浦Wで併せ馬を行い、7F97秒7-37秒3-11秒4を記録した。木村師は「トラブルなく来られています。間隔は詰まりますが、大丈夫かどうか、走りの
バランスも含めて毎日精査しています」と話し、深く息を吐いた。もはや負けることの許されない絶対王者。日々細心の注意を払い、さらなる頂きを目指す。
提供:デイリースポーツ