スマートフォン版へ

【ジャパンC】イクイノックスは「この秋が彼のピーク。すごいです」ルメールにも不安なし

スポーツ報知
  • 2023年11月21日(火) 06時30分
◆第43回ジャパンカップ・G1(11月26日、東京・芝2400メートル)=11月20日

 今週は第43回ジャパンC・G1が26日、東京競馬場で行われる。今年はG1・5連勝中のイクイノックスと3冠牝馬リバティアイランドの激突に注目が集まっている。

 強い絆が揺らぐことは全くない。ルメールとイクイノックスが牝馬3冠戦線をすべて圧勝してきたリバティアイランドを迎え撃つ。注目の初対決を前にしても、ルメールは力強く言い切った。

 「いい戦いになりそう。でも、イクイノックスは世界一。気にしてない。パンプアップして、また良くなってきた。この秋は彼のピーク。すごいです。自信を持って乗らないといけない」

 新たな怪物候補の強さは身をもって分かっている。ハーパーに騎乗した牝馬3冠戦線では〈4〉〈2〉〈3〉着と完敗。オークスのレース後には「リバティは違うレースをしていた」と脱帽した。この中間も「今年はパーフェクトな成績。彼女の瞬発力はすごい」と賛辞を贈る。

 しかし、不安はない。信頼がさらに増したのが前走の天皇賞・秋。前半1000メートル57秒7の超ハイペースでも好位から追走すると、直線では楽々と抜け出した。直線は右、左ステッキ1発ずつで1分55秒2という驚異のレコードV。圧巻だった。

 「いいスタートを切れて、いいポジションをとれた。ずっと速いペースで走りました。すごい乗りやすいし、(直線は)すぐに反応するのでほとんど完璧な馬です。レコードは信じられなかった。素晴らしい内容でした」

 今や世界から注目を集めている。今月初めにブリーダーズCで騎乗した時にはムーアやマーカンドなど日本でもおなじみの騎手だけでなく、日本での騎乗経験がない北米トップのイラッド・オルティスJr.にも声をかけられた。

 「みんながイクイノックスのレースを見てくれてました。強い、強いと言われた。ドバイからすごい人気の馬になりました」

 今回は総獲得賞金、G1連勝など様々な記録のかかった一戦となるが、気負いは全くない。

 「今回もプレッシャーは感じていません。自分の仕事をするだけです」

 2強ではない。今回も1強だったと言わせてみせる。(玉木 宏征)

スポーツ報知

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す