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イクイノックスがジャパンCを勝てば獲得賞金歴代1位 もしテイエムオペラオーがいまの賞金なら?

  • 2023年11月23日(木) 19時30分
 GI・5連勝中のイクイノックスジャパンカップ(3歳上・GI・芝2400m)を制すれば、総獲得賞金が22億円を超えて歴代1位に浮上。だが、その一方で「テイエムオペラオーが現在の賞金額だったら“実質1位”なのでは?」という声も多くある。そこで本稿では、同馬が獲得した賞金を23年時点での金額に換算。改めて“テイエムオペラオーの獲得賞金”について検証してみた。

【現代賞金に置き換えると…】
3歳新馬(2着) 290万円
4歳未勝利(4着) 83万円
4歳未勝利(1着) 550万円
ゆきやなぎ賞(1着) 1070万円
毎日杯(1着) 4000万円
皐月賞(1着) 2億円
ダービー(3着) 7500万円
京都大賞典(3着) 1700万円
菊花賞(2着) 8000万円
ステイヤーズS(2着) 2500万円
有馬記念(3着) 1.3億円
京都記念(1着) 6200万円
阪神大賞典(1着) 6700万円
天皇賞(春)(1着) 2.2億円
宝塚記念(1着) 2.2億円
京都大賞典(1着) 6700万円
天皇賞(秋)(1着) 2.2億円
ジャパンC(1着) 5億円
有馬記念(1着) 5億円
大阪杯(4着) 3000万円
天皇賞(春)(1着) 2.2億円
宝塚記念(2着) 8800万円
京都大賞典(1着) 6700万円
天皇賞(秋)(2着) 8800万円
ジャパンC(2着) 2億円
有馬記念(5着) 5000万円

合計 31億8593万円
※付加賞含まず、本賞金のみ。

 なんと歴代1位アーモンドアイの19億1526万3900円を軽々と上回る大記録。しかも付加賞を含んでいない金額なので、実際にはもっと多くなるはずだ。現在は1着賞金5億円となっているジャパンCと有馬記念は、テイエムオペラオーが制した時にはそれぞれ2.5億円と1.8億円。そのほかのレースも軒並み賞金が増額されているため、当時よりも大幅増となった。

 たらればを言っても仕方ないが、もし現代の競馬にテイエムオペラオーがいたならば……それは、なかなか到達しえない大記録になっていたに違いないだろう。

【日本馬の歴代獲得賞金ランキング】
1位 アーモンドアイ 19億1526万3900円
2位 キタサンブラック 18億7684万3000円
3位 パンサラッサ 18億4466万3200円
4位 テイエムオペラオー 18億3518万9000円
5位 ジェンティルドンナ 17億2603万400円
6位 イクイノックス 17億1158万2100円
7位 オルフェーヴル 15億7621万3000円
8位 ブエナビスタ 14億7886万9700円
9位 ディープインパクト 14億5455万1000円
10位 ゴールドシップ 13億9776万7000円

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