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兵庫ジュニアグランプリ・Jpn2」(22日、園田)
開催初日の11Rで争われ、1番人気の
イーグルノワールが3角過ぎからの一騎打ちを制して重賞初勝利を挙げた。鼻差の2着は2番人気の
サトノフェニックス、離された3着には5番人気の
ゼルトザーム。JRA勢が7連勝で上位を独占した。
イーグルノワールがダート転向3戦目で重賞初制覇を達成。「芝の新馬戦で4着が不満だった。上下する競走フォームはダート向き。すぐに決断したのが今回の勝利につながった」と音無師。適材適所で才能が開花した。
道中3番手で脚をためた
イーグルノワールは3角から進出。外から追い上げる
サトノフェニックスと2頭でマッチレースの展開になった。「返し馬から行きっぷりが良かった。道中はいい形で焦りはなかった。直線で立て直してからは力強い伸びだった」と松山は振り返った。
次走は全日本2歳優駿・Jpn1(12月13日、川崎)を視野に入れる。「レース後の馬の様子を見てからの判断になるが、小回りに対応できたので川崎も問題ない」と音無師。2歳王者にふさわしい実力は既に備わっている。
提供:デイリースポーツ