師走の
JRAダート王決定戦
チャンピオンズC(12月3日、中京)の1週前追い切りが東西トレセンで行われた。重賞5勝と実績上位の
テーオーケインズ(牡6=高柳大)は松山を背にCWコースで単走。ビシッと気合をつけて6F82秒2〜1F11秒5をマークした。高柳大師は「全体時計は控えめでも、しまいはしっかり動けていました。動きは良かったですね。1回使って体を使えるようになっています」と好ムードをにじませた。
11、12月の成績は【4・1・2・3】で7着以下が一度もない。
ジングルベルを意識し始めるこの季節が得意。一昨年にこのレースを勝っており、
JBCクラシックからの
ステップはその時と同じ。「秋の目標はここに置いていましたからね」と力を込めた。前走は2番手からしぶとく粘り込んで3着と奮闘。ひと叩きして確実に上昇、寒風の吹く中京で砂王が輝きを取り戻す。
スポニチ