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【ジャパンC】仏若手女性騎手ヴェロン狙う イレジンで外国馬18年ぶり制覇 人馬の絆でジャイキリを

デイリースポーツ
  • 2023年11月24日(金) 06時00分
 「ジャパンC・G1」(26日、東京)

 唯一参戦する外国馬イレジンに騎乗するマリー・ヴェロン騎手(24)=仏国=は、今夏のワールドオールスタージョッキーズで初来日し、第3戦を制した女性ジョッキー。大胆な騎乗スタイルに加え、その美貌で日本の競馬ファンを魅了した。コンビを組むイレジンは19戦13勝で、G12勝を含む重賞5勝馬。今年で6歳になるが、前走のコンセイユドパリ賞(G2)を制しての参戦と勢いがあり、05年アルカセット以来となる外国馬の勝利を目指す。

 今夏の札幌で日本の競馬ファンを沸かせた美人ジョッキーが、唯一の外国馬イレジンジャパンCに挑む。フランス人のヴェロンは8月に行われたワールドオールスタージョッキーズの第3戦をV。その美貌からは想像もつかないような大胆な騎乗で、日本での初勝利を挙げた。今回が2度目の来日となる。

 16年デビューの24歳。20年には84勝を挙げてフランスの女性年間最多勝利記録を更新し、リーディング7位となって女性騎手としては初のトップ10入りを果たした。その後も順調にキャリアを積み、今年も重賞2勝を含む72勝を挙げて活躍したホープだ。

 彼女にとってイレジンは先生のような存在。自身にとっての重賞初制覇(21年ラクープ賞)、G1初V(22年ロワイヤルオーク賞)もコンビで達成した。「私のような若い騎手にとってこれだけの馬に乗れるチャンスはなかなかない。イレジンと出会えてキャリアを積めるのは夢のようです」と目を輝かせる。これまで多くの事を学び、ともに戦ってきたベテランの6歳馬と日本のG1に挑めることを誇りに思っている。

 今回のイレジンは日本特有の高速馬場への対応が鍵となり、それ以外にも越えなければならない壁はある。だが、「イレジンは適応力が高く、アメージングな馬。高速馬場でも東京の直線を全力で走ってくれると思います」とパートナーの力を信じている。人馬が結ぶ強い絆は、イクイノックス&ルメール、リバティアイランド&川田のコンビにも負けてはいない。

提供:デイリースポーツ

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