日本軽種馬協会静内種馬場で功労馬として繫養されていた
ストラヴィンスキー(父ヌレイエフ、母ファイアーザグルーム)が11月21日に老衰のため死んだことが分かった。27歳だった。
2〜3歳時に
ジュライC、ナンソープSとG1を2勝し、99年に欧州チャンピオンス
プリンターに輝いた。引退後は米国で種牡馬入りし、03年
ファーストシーズン・チャンピオンサイアー、シャトル先のニュージーランドでも03〜04年に
ファーストシーズン・チャンピオンサイアーとなった。
日本では06年から静内種馬場で供用を開始し、07年に読売
マイラーズC・G2を勝ち、同年の
安田記念・G1でも
ダイワメジャーの首差2着に入った
コンゴウリキシオー(牡、栗東・山内研二厩舎)などを送り出した。18年まで種牡馬生活を送り、その後は功労馬として静内種馬場に繋養されていた。
母の父としては
モシーンを輩出。同馬は、
プリモシーン(牝、美浦・
木村哲也厩舎、
父ディープインパクト)や、好メンバーのアイビーS・リステッドを2戦2勝で制した
ダノンエアズロック(牡2歳、美浦・堀宜行厩舎、父
モーリス)の母として知られる。
静内種馬場場長・遊佐繁基氏「功労馬となってからは穏やかな余生を過ごしていました。突然の別れとなり残念ですが、どうか安らかに眠って欲しいと思います。これまで
ストラヴィンスキーをご支援いただいた皆様に感謝申し上げます」
スポーツ報知