◇G1・
ジャパンカップ(2023年11月26日 東京芝2400メートル)
豪華メンバーが集結した
ジャパンカップは、断然の1番人気に支持された
イクイノックス(牡4=木村)が制し、国内外で破竹のG1・6連勝。「ロンジンワールドベストレースホースランキング」で世界1位の貫禄を見せつけた。勝ち時計は2分21秒8。
4馬身差の2着に今年の3冠牝馬
リバティアイランド(牝3=中内田)、3着は
スターズオンアース(牝4=高柳瑞)、4着は
ドウデュース(牡4=友道)だった。
イクイノックスは父
キタサンブラック、
母シャトーブランシュ(母の
父キングヘイロー)の血統で通算10戦8勝、重賞は7勝目。1着賞金5億円を加え、総獲得賞金は22億円超となり、
アーモンドアイを上回って歴代1位となった。
騎乗したルメールは
JRA・G1通算49勝目。「寒いね、直線では速すぎたから。この馬の走り、信じられないね。スーパーホース」と大絶賛。ゴール後には万感の涙が浮かんだ。木村師は同7勝目を挙げた。
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ジャパンカップ 「世界に通用する馬づくり」を目指すべく、81年に創設された重賞。第1回に参戦した外国馬は北米とアジアの8頭。翌年から欧州とオセアニア勢が加わり、世界一の参加国数と話題に。日本馬の初勝利は第4回(84年)
カツラギエース。外国馬の勝利は第25回(05年)の英国馬
アルカセットまでさかのぼる。
スポニチ